JTTMAコラム

【腰痛解消】セラピストも必見「タイ古式マッサージ」の技術を解剖学の視点から解説‼️


こんにちは、小澤源太郎です。

今日は、腰痛を解消するためにセラピストの方も必見のタイ古式マッサージの技術を、解剖学的な視点から解説していきます。

これは、デビューしたてのセラピストでお客様のお体を治すのに不安がある方や、一般の方で、腰痛にお悩みの方、どちらの方でも見ていただける内容になっておりますのでぜひ最後までご覧ください。

 

解剖学の視点から解説 腰痛解消マッサージ

腰痛はなぜ起こるのか

腰痛は、胸の大胸筋と尻の大殿筋の二つの筋肉が硬くなることで、姿勢を保つのに腰の筋肉を使わざるを得なくなり、その結果、腰に負担がかかって腰痛になると考えられます。

大胸筋は、鎖骨の内側、下側と胸骨肋骨の内側と、腹筋の上の方、この辺りから大結節稜という上腕骨についてくる筋肉です。

この大胸筋という筋肉が硬いことで、どちらかというと前側に体が引っ張られてしまうので、開こうとすると胸が開いてこない、というふうになってくる筋肉です。

そうすると人間ってどうするかというと、胸が開けないけど胸を張ろうとすると、腰を反ろうとして、筋肉を使っていくんですね。それでどうにか開こうとします。これはヨガやピラティスなどやっている方で結構多くいらっしゃいます。

そういう方の場合、腰そのものをマッサージしてあげても、一旦は良くなるんですが、また2~3日たった後や、ヨガをやったりなどすると、すぐに腰が痛くなるっていう形になってくんですね。なので、腰へアプローチはもちろんなんですが、胸の筋肉にアプローチをしてあげて、そもそも腰の筋肉が頑張らないように胸を開いてあげようっていう形を作ってあげる必要があります。

次に、骨盤が丸まっている方っていうのも、無理に骨盤を起こそうとするために、腰の筋肉を使わなきゃいけないっていう状態になってきます。これも先ほどと同じで胸の筋肉が張っているから、頑張って腰で反ってしまう。骨盤が後ろに倒れてるから、それを起こすために頑張って反ってしまうということで腰が痛くなるっていう形が考えられます。

今日は胸の筋肉と、お尻の筋肉、この二つへのアプローチをすることで、腰痛になりにくい体を作っていきましょう。

大胸筋と大殿筋への施術

大胸筋のストレッチ&リリース

まずは施術を受ける方に横向きのポジションになってもらいましょう。
大胸筋は、上部・中部・下部に分かれていますので、上中下の順でストレッチ&リリースをかけていきます。横向きになって、腕を後ろ側に持ってきて自分で支えておきます。

この状態でまず上部、鎖骨の内側3分の1ぐらいに、大胸筋の上部はついてきますので、この辺りから中心にストレッチをかけながら、圧をかけていくという流れを作っていきます。手根も使ってあげれば大丈夫です。

このときに同時に腕を斜め後ろの方に引っ張ってあげるようにストレッチをかけてあげてください。
いろいろな方向に圧を、鎖骨の方にやったりとか、胸の骨の方から肩の方にやったりとか、色々な角度でリリースをしてあげてください。

上部が終わったら次は中部になります。膝を肩の後ろに入れているんですが、肩の後ろに膝を入れることで支えを作っています。中部になるので中部は胸骨の真ん中ですね。女性の場合、触りにくい部分もあると思いますが胸骨の真ん中触れるところまでは触ってあげて、圧を軽くかけてあげます。

このようにリリースをかけていきましょう。それが肩の方に来てから腕の真ん中の方に付いてきますので、そこに向けて圧をかけていってあげます。これが中部のストレッチとリリースになります。

最後は下部になります。下部は手を斜め上に上げているポジションでのストレッチになってきます。

下部は、脇の方から腕の方からぐっときて肋骨の繋ぎ目の辺り、この辺りまでついてきますので、ここからリリースをかけていってあげます。途中、胸の部分だけは避けてあげて、リリースをかけてあげましょう。

こうすることで、腕が開きやすくなって胸も同時に開きやすくなってきます。こうすることで、腰痛を解消するっていうところで腰に無理ない体の動きというのができるようになってきます。

大殿筋のストレッチ&リリース

大殿筋は、お尻の筋肉です。お尻の筋肉は腸骨稜とか、仙骨、その辺りについてくるようなお尻の大殿筋という筋肉に、アプローチをしていきたいと思います。タイ古式マッサージとしてやるので、手はなるべくフリーな状態作ってあげたいです。くるぶしとかかとの間に自分の膝を引っ掛けてあげます。

こうすることで、ポジションを作ったときに片手をフリーにすることができます。このような状態で、こっちの足を頭の方に少し押してあげます。左手で膝の内側を持って股関節を外旋という方向にするようにもっていきましょう。こうすると右手でリリースをかけながら、大殿筋のストレッチをかけることができます。

さらに、もしできる方であればこのまま膝で座骨を押さえるような形をとってあげます。こうしてあげると坐骨が押し込まれるので大殿筋のす大殿筋のストレッチが非常にかけやすくなるんですね。この状態で軽くさするように圧をかけるようにしていきましょう。

そうすると大殿筋のストレッチがどんどんんかかってきます。そうすると股関節が柔らかくなってきて骨盤が丸まってる状態から起こすときに楽な状態を作ることができるようになってきます。

このように、自分の手をなるべく多く使うようにしてあげて、体をフルにいっぱい使ってあげて施術をしていく。こうすることでタイ古式マッサージの醍醐味が発揮することできるので、このようなやり方で大殿筋のストレッチやっていただければなと思います。

 

大殿筋のセルフストレッチ

軽くあぐらを組むような形にします。右足を左足の外側に足を置きます。ちょっときつい場合は、お尻がなるべくかかとに乗らないように、そして右足を左足の前に出しておいてあげます。

このまま体育座りするような感じで、右膝を抱えてあげてください。お尻を床から離さないように、グーっと抱えていきます。その状態から、胸を張って上に自分の姿勢伸ばしていきましょう。あごは引いておきます。

お尻をピタッとつけるような感じは意識しておくと、お尻のストレッチしっかりかかってきます。ただし、お尻が一緒に浮いてしまうと、圧がかかるストレッチの感じがかからなくなってきますので、まずはお尻をしっかりつけることで抱えてから体を伸ばしていくと、骨盤の丸まっている動作をリラックスしやすくなってきますので、このストレッチは、動画を見ながら、自分でやれる方はぜひやってみてください。

まとめ

①腰痛解消には大胸筋と大殿筋のストレッチ&リリースが有効である。
②大殿筋のセルフケアで日頃から腰痛予防!

今日は、セラピストも必見の腰痛解消の方法をタイ古式マッサージの施術を使って解説をしていきました。

解剖学的な視点としては、大胸筋と大殿筋この二つの筋肉が硬くなることで、胸を開いたりとか、骨盤を立てたりするときに、腰に無理な負担がかかってしまいますよっていうお話をしていきました。

ぜひこの大胸筋のストレッチと大殿筋のストレッチをしてあげて、腰痛の解消をしていただきたいです。セルフストレッチもお伝えしましたので、ぜひやってみてください。

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