JTTMAコラム

【トレーナー必見】反り腰(癖)の人に絶対ダメ🙅‍♂️な上腕三頭筋ストレッチ⚠️


こんにちは!JTTMAの小澤です。

日々セラピストとして活動する中で、特に気をつけている点の一つに「お客様の体の特徴に合わせたアプローチ」があります。今回は、反り腰の方への上腕三頭筋ストレッチについて、私の経験をもとにお話しさせていただきます。


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絶対にやってはいけない 反り腰の施術

反り腰の方へのストレッチの難しさ

実は、上腕三頭筋のストレッチ一つとっても、お客様の体の特徴によって大きく方法を変える必要があるんです。特に反り腰の傾向がある方には、要注意なポイントがいくつかあります。

例えば、デッドリフトやヒップヒンジの動作で「つい腰が反ってしまう」という方がいらっしゃいますよね。このような方に通常の上腕三頭筋ストレッチを行うと、知らず知らずのうちに腰を反る癖を強めてしまう可能性があります。

おすすめのアプローチ法

座位でのストレッチ

まず、お客様にトレーニングベンチなどに座っていただきます。ここで重要なのは、背筋を伸ばしすぎないこと。少し後ろに体重をかけていただき、やや丸まった姿勢をとっていただきます。極端な猫背は避けたいですが、反り腰の方の場合は、少し丸まり気味の方が安全なことが多いですね。

このとき、私の太ももに軽くもたれかかっていただくと、リラックスした状態でストレッチを行うことができます。この姿勢を保ちながら、ゆっくりと上腕三頭筋のストレッチを行っていきます。

横向き寝位でのアプローチ

もう一つおすすめなのが、横向きでのストレッチです。このポジションの利点は、腰の位置がより安定することです。

手順としては:

  1. まずお客様に横向きで寝ていただきます
  2. 膝を軽く曲げた状態を作ります
  3. この状態で肘を曲げたポジションを作ります
  4. ここでも腰が反りすぎないよう、わずかに丸みを持たせた姿勢を保ちます
  5. この安定した姿勢からストレッチを開始します

どちらの方法でも、以下の点に注意が必要です:

  • 胸椎が過度に前弯しないよう注意する
  • ストレッチ中も腰の位置を観察する
  • お客様の様子を見ながら強度を調整する
  • 必要に応じて声掛けを行い、姿勢の確認をする

セラピストとしての心構え

セラピストとして大切なのは、ストレッチの効果を出しつつも、お客様の体の癖を助長させないこと。私たちの施術が、お客様の体の使い方に大きな影響を与える可能性があるということを、いつも心に留めています。

まとめ

私たちセラピストが行う施術は、お客様の体に大きな影響を与えます。特に反り腰の方への上腕三頭筋ストレッチは、その方法を誤ると、むしろ腰を反る癖を助長してしまう可能性があることを、日々の施術を通じて実感しています。

座位でのアプローチでは、後ろに体重をかけ、適度な丸みを持たせた姿勢を意識することで、安全で効果的なストレッチが可能になります。また、横向き寝位でのストレッチは、腰の位置が安定するため、より確実にコントロールしながら施術を行うことができます。

ただし、どちらの方法を選択する場合でも、過度な前弯を避け、適切な姿勢を維持することを忘れないでください。これは単なるテクニックの問題ではなく、お客様の体の使い方に直接影響を与える重要な要素なのです。

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ありがとうございました!

 

 

 

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