JTTMAコラム

腸肋筋(脊柱起立筋)のストレッチ&リリース!施術解説【タイ古式マッサージ】


こんにちは!JTTMAの小澤です。

脊柱起立筋、特に腸肋筋(腸腰筋)は腰痛などの症状に関わる重要な筋肉です。

今日は、この筋肉に対する効果的なストレッチ&リリースの方法をタイ古式マッサージのアプローチでご紹介します。解剖学的な理解と実践的なテクニックを組み合わせることで、施術の効果を高めていきましょう。


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腸肋筋(脊柱起立筋)施術のポイント

脊柱起立筋と腸腰筋について

脊柱起立筋は、その名の通り脊柱(背骨)を起立させる役割を持つ筋肉群です。特に腸腰筋は脊柱起立筋の外側に位置し、肋骨にも関わる重要な筋肉です。脊柱の伸展・側屈・回旋の動きに大きく関与しているため、これらの動きの逆を行うことでストレッチをかけることができます。

施術を効果的に行うには、筋肉の起始部と停止部を理解することが重要です。解剖学的な知識を持ちながら施術を行うことで、より的確なアプローチが可能になります。

効果的なストレッチポジションの作り方

左側の脊柱起立筋をストレッチする場合を例に説明します。効果的なストレッチには、側屈・回旋・屈曲の3つの動きを組み合わせることが重要です。

  1. 下半身の内転: まず下半身を内転させ、基本的な姿勢を作ります
  2. 上半身の側屈: 次に上半身を側屈させます
  3. 固定とバランス: 両方の動きが同時に行われるよう、足で押さえるなどして固定します
  4. 体重のコントロール: 自分の体重を使って後ろ側にコントロールします

この姿勢を取ることで、片手がフリーになり、その手で腸腰筋のリリースをしながらストレッチをかけることができます。自分の体の延長線上に腕が伸びているポジションを作れば、力まずに効率的に施術できます。

腸腰筋へのアプローチと解剖学的ポイント

腸腰筋の停止部は腸骨稜の外側に位置しています。具体的には腸骨稜の後ろ側の外側部分です。この部分をリリースしながらストレッチをかけていきます。

施術時のポイントとして、自分の膝でお客様の体が動かないように押さえると、バランスを取りやすくなります。こうした体の使い方を習得することで、マット上での施術がより効果的になります。

腸腰筋は「かまぼこ」のように盛り上がっている筋肉なので、触って確認しやすいのが特徴です。不安な場合は、お客様にうつ伏せになってもらい、脊柱起立筋の中で最も盛り上がっている部分を確認してみましょう。

施術のテクニックと応用

効果的な施術のために、以下のポイントを意識しましょう:

  1. ストレッチしたい方向に誘導しながらストレッチをかける
  2. 片方の手で回旋の動きを促す
  3. もう片方の手で屈曲の方向に誘導する

これらを組み合わせることで、ストレッチ効果が高まります。このアプローチは特に腰痛の方に有効な施術となります。お客様のお悩みを解決するために、ぜひ実践してみてください。

まとめ

脊柱起立筋、特に腸腰筋への効果的なストレッチ&リリースのポイントをご紹介しました。
側屈・回旋・屈曲の3つの動きを組み合わせたアプローチと、解剖学的な理解に基づいた施術が重要です。体重を利用した効率的なポジション作りと、腸腰筋の位置を意識したリリース方法を習得することで、腰痛などの症状に対する施術効果を高めることができます。

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