座位でお客様が倒れちゃう!体重のかけ方で利き方が変わる!【首こり・肩こり】タイ古式マッサージ🇹🇭
こんにちは!JTTMAの小澤です。
今日は肩周りのアプローチをする際の体の使い方と体重のかけ方について詳しくお話ししていきたいと思います。このポイントを理解すると、様々な座位の姿勢からお客様の僧帽筋へのアプローチを効果的に工夫できるようになります。
動画も併せてご覧ください!
首こり・肩こりに効く! 施術のポイント
なぜお客様が倒れてしまうのか?
タイ古式マッサージでよくある施術で、立膝の腿の上にお客様の腕を乗せた状態で、お客様の肩に体重をかける手技があります。しかし、「この施術をしているとお客様が倒れてきてしまう」という相談をよく受けます。
この原因は明確です。自分の体がお客様に圧をかける位置よりも外側にあるからです。いくら下に向かって圧をかけようと思っても、どうしても斜め方向にベクトルが向いてしまい、お客様が倒れてきてしまうのです。
正しい体重のかけ方とポジショニング
基本的な体の位置
お客様が倒れないようにし、僧帽筋に対して真っ直ぐ圧をかけるためには、体重をかけたい場所の真上に自分の体を位置させることが重要です。
右側を施術している場合は、右側の坐骨に体重をかけるようなイメージを持つと、圧が伝わりやすくなり、お客様も倒れにくくなります。斜めの位置にいると、自分の腕の圧とお客様の僧帽筋の向きが合わず、垂直に圧をかけられなくなってしまいます。
上腕骨の角度を意識する
体重をかける向きを決める際の目安となるのが、自分の上腕骨の角度です。
- 上腕骨が斜めを向いていれば、斜めに押しやすくなります
- 上腕骨が真っ直ぐ立っていれば、真下に押しやすくなります
この上腕骨の角度の延長線上に坐骨や腸骨稜を持ってくるように意識すると、効果的な施術ができるようになります。
僧帽筋の解剖学的理解
僧帽筋の起始と停止
僧帽筋は、後頭骨(頭蓋骨の後方)から始まって、鎖骨の外側に付着する部分と、肩甲骨の後ろの肩甲棘(少し突出した骨の部分)に付着する筋肉です。
筋肉の走行に合わせたアプローチ
頭から鎖骨にかけての斜めになっている部分にアプローチする場合、真下に圧をかけると滑るような感じになってしまいます。
この場合は、僧帽筋の走行に対して斜めに圧をかけると垂直な方向になります。反対側の坐骨や腸骨の方に圧をかけるイメージで、斜めに圧をかけてください。
応用テクニック:ムービング施術
基本的な技術をマスターしたら、応用としてお客様の体をわざと斜めに倒していく施術方法も可能になります。
圧をかけている状態で、お客様を外側に倒してあげながら施術することで、動きを伴った効果的なアプローチができるようになります。
解剖学的知識の重要性
こういった技術をしっかりと身につけるためには、以下の知識が必要不可欠です:
- 体の使い方の理解
- 筋肉の走行(どこからどこに付いて、どのように流れているか)
- 解剖学的な基礎知識
これらを学ぶことで、施術のレベルが大幅に向上し、お客様により満足していただける施術が提供できるようになります。
まとめ
今回お話しした内容をまとめると:
- お客様が倒れる原因は、施術者のポジションが外側にあるため
- 体重をかけたい場所の真上に自分の体を位置させることが重要
- 上腕骨の角度を意識して、適切な方向に圧をかける
- 僧帽筋の走行を理解し、筋肉に対して垂直に圧をかける
- 解剖学的知識があることで、根拠のある自信を持った施術ができる
物理的に真っ直ぐ垂直に圧を伝えることが基本です。この基本をマスターすることで、様々な応用技術も可能になってきます。
このようなお悩みはありませんか?
- リピートがなかなか取れない
- 自分の施術に自信が持てない
- お客様からの質問に適切に答えることができない
- 施術中にお客様が倒れてしまう
JTTMAでは、解剖学とタイ古式マッサージを結びつけることで、これらの悩みを解決することができます。
私たちは「解剖学を元にしたオーダーメイドのセラピーを提供できるセラピスト」の育成を目標としています。そのため、自分の施術に自信を持ち、お客様に根拠のある施術を提供できるようになります。
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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!