これぞタイ古式マッサージの醍醐味✨全身の連動を踏まえたストレッチ
こんにちは、JTTMAの小澤です。
今日は全身の連動を踏まえたストレッチについて、お話をしていきたいと思います。
こちらの動画を参考にしてください。
デスクワーカーの身体の特徴
例えば、日常生活でデスクワークをしている方というのは、手をまず前に出して肩関節で屈曲という動作をしながら、手は内側にひねっているので、回内という動作をしていますよね。
椅子に座っていると仮定するのであれば、股関節が屈曲して、膝も屈曲しているような状態。股関節屈曲がメインかなと思います。こういった状態になっているということになりますよね。
なので、この状態で長時間いる人たちが多い。歩いているときとかを踏まえても、股関節を後ろに伸ばしてたりとか、手を後ろにしっかり振ってる人っていうのは、あまりいらっしゃらないですよね。
どうしても前に前に、股関節だったり肩関節を使っている人っていうのはすごくたくさんいらっしゃるなと思います。
普段と逆の動きでバランスを整える
今日はそういう人たちの普段前に前にいってる癖のある人たちに対して、どういうストレッチをしていくかというのを、お話をしていきます。
実際に最初にお見せすると、手と足をコントロールしながら、このような形のストレッチをかけていきます。
肩の関節は後ろに、要は伸展という動作です。普段は屈曲、前に持っていってるんだから、後ろに持っていけばという感じですね。
股関節も普段上にある足を前に曲げているんだから、後ろに伸展するということをやってあげる。こういう風にすることで、普段と逆の動きをすることができますよね。
筋膜ラインを意識したアプローチ
プラス、下の足と上の腕を引っ張る形を取りましたが、筋膜のライン、アナトミートレインという考え方で言えば、大胸筋から反対側の腹直筋とか、ももの前の筋肉というところで、ファンクショナルラインという形で斜めに筋肉がつながってくるというところもあったりします。
ですので、そういったところの体の斜め前でクロスするこの動作。ここの部分を同時に伸ばしてあげる。
反対側をやってあげれば両方クロスするので、両方がしっかりと開くという形になるので、全身の連動という形になってくるかなと思います。
実践のポイント
では、このポイントをお伝えしながらストレッチをやっていきたいと思います。
まず、肩関節の方を楽に、後ろ側にすぐ取れるように置いておいてあげるポジションを作りながら、股関節を伸展していきます。
この時に、つま先もしくはかかとでお尻を軽く押さえてあげながら、股関節を後ろに引っ張ってきます。
このタイミングで、ある程度引っ張ってまだ固定されないぐらいまで引っ張ったタイミングで、肩関節を伸展するのと、手、前腕を回外してあげてください。
このようにしてあげると、三角筋とか大胸筋のストレッチを入れることができるようになってきます。
そのまま肩関節と股関節を伸展方向に引っ張っていくんですが、その時に軽く足でも支えをつけて押していってあげましょう。
足で押すんですけど、足で押すというよりは骨盤を立ててあげることで、足で簡単に自然と押すことができるので、これで無理な力を使わずにストレッチができます。
注意点とアレンジ方法
肘が過伸展してしまっている人、つまり肘が伸びきっちゃって逆側に曲がってる人に関しては、あまり伸びすぎてしまうと良くないので、例えば自分が近づいてあげて、肘の上腕を持ってあげるような形を取りながら、ストレッチをかけてあげたりすると、不安感なく施術をすることができます。
このような形でどこにアプローチしたいかという形になるので、三角筋にアプローチしたければ、しっかりと肩関節の伸展を出してあげる感じ。
例えば大胸筋にしっかりアプローチしたいなと思えば、肩関節を伸展というよりは水平伸展ですね。横からこういう風に持ってくる動作。さっきまではこういう動作。という形で使い分けてあげて、このままストレッチをかけていく。
このような形でストレッチをしていくと、お客様の普段の動きの逆の動き、かつ体の連動も考えたストレッチというのができるようになってくるかなと思います。
知識を深めて施術の質を高める
様々な知識は必要になってくるかなと思うんですけれども、解剖学的にどの筋肉を伸ばしたいのかとか、エネルギーラインのSENで考えても別に構わないと思います。
そういったところを考えながら、施術をしていくとやりやすくなってくるかなと思います。
ぜひこういった1個1個の施術も自分のやっている施術にどんな意味があるんだろう、どういう効果があるんだろうということを突き詰めながら勉強していていただけるといいかなと思います。
まとめ
このように解剖学とか施術を結びつける、もしくはお客様の日常の癖というところを考えながら施術をしていくことで、より効果的なストレッチを提供できるようになります。
今回お伝えしたポイントをまとめると:
・デスクワーカーは前に前に使う動作が多い
・普段と逆の動き(肩関節・股関節の伸展)でバランスを整える
・筋膜ライン(ファンクショナルライン)を意識した全身の連動
・骨盤を立てることで無理な力を使わずにストレッチできる
・ターゲットとする筋肉に合わせて関節の角度をアレンジする
JTTMAでは、このような解剖学的根拠に基づいた効果的な施術方法を体系的にお伝えしています。
タイ古式マッサージの伝統的な技術に現代の解剖学的知識を組み合わせることで、より確実で効果的な施術を提供できるセラピストを育成しています。
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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!

