JTTMAコラム

【セラピスト必見】”学んだだけ”では終わらせない! 解剖学を現場で活かすには…?


こんにちは、JTTMAの小澤です。

今日は、結構勉強されてきた方とかで筋肉ごとのアプローチとかで考えると、もうそんなのは当たり前だよって思っているような方たちもいらっしゃると思います。

そういった方たちへの次のアプローチの方法の1つとしてのご提案という形をお話していきたいと思います。

 

 

こちらの動画を参考にしてください。

筋肉だけでなく神経からも考える

例えばなんですが、肩関節を外転させたいという場合とかに広背筋にアプローチしたり、内転筋群にアプローチしたりするっていうところってあると思うんですよ。

例えばあとは首の痛みっていうところで首に触るのはちょっと怖いなという方もたくさんいらっしゃると思うんですね。

で、その場合に首っていうところから僧帽筋だったり、胸鎖乳突筋だったり、肩甲挙筋だったりとかね、そういったところにアプローチを直接するんではなくても首の痛みが楽になる可能性があるものっていうのをちょっとやっていきたいと思います。

 

支配神経を理解する

例えば、広背筋は胸背神経って言って神経の6番から8番ぐらいのところから神経が出ていたりとか、三角筋だったら腋窩神経で5番6番あたりで出ているよっていう風に言われてたりしますよね。

そういったところで、例えば首の痛みがあるお客様に対して三角筋のリリースをタイ古式マッサージでアプローチしていってみましょう。

 

タイ古式マッサージでの三角筋アプローチ

タイ古式マッサージでね、上肢へのアプローチっていうのは少ないんですけれども、ちょっとこうオリジナルで色々考えていったりしないといけないかもしれません。

例えば横臥位でこのようにお客様の手を絡めているような状態で三角筋を挟むような形で施術をしていってあげる。

ある程度勉強している方だったら三角筋の位置っていうのが、肩甲骨からついている方と鎖骨から続いている方、それが三角筋粗面という上腕骨の外側についてくるよっていうことが分かったりすると思います。

実際にこのような形で把持をしてあげるとですね、三角筋を掴んだ時に三角筋って本当に徐々に徐々にこうやってしぼむようにして上腕骨の1箇所の外側の方に筋肉が付いているなっていうのがなんとなく分かると思います。

そういったところも改めて確認をしながらこの三角筋の施術をしていってみてください。

 

神経支配から見た痛みの原因

この施術をしてみてもしお客様が首が楽になりましたっていう方がいらっしゃるのであれば、その方の首の痛みの原因っていうのが三角筋である可能性もあるということになるんですよね。

なので、1つの筋肉、首だったら首の筋肉とかですね、そういう風に考えるだけではなくて、神経っていうところからも考えていくと、三角筋だったり広背筋を緩めることで首の痛みも楽になるみたいな方って絶対出てくると思うんですね。

なので、そういった単一の筋肉だけで考えるのではなく、その筋肉の支配神経っていうところであったり、支配神経の周りの神経周りが緩んでくるということも十分に考えられるかなと思いますので、こういった見方もぜひしてみてください。

 

まとめ

解剖学の知識を現場で活かすためには、筋肉の起始停止だけでなく、支配神経という視点を持つことが重要です。

今回お伝えしたポイントをまとめると:

・筋肉だけでなく支配神経からもアプローチを考える
・首の痛みに対して、首に直接触らなくても改善できる可能性がある
・三角筋は腋窩神経(C5-C6)、広背筋は胸背神経(T6-T8)支配
・タイ古式マッサージでも上肢へのオリジナルアプローチを考える
・単一の筋肉だけでなく、神経支配の視点で施術の幅を広げる

 


JTTMAでは、このような解剖学的根拠に基づいた効果的な施術方法を体系的にお伝えしています。

タイ古式マッサージの伝統的な技術に現代の解剖学的知識を組み合わせることで、より確実で効果的な施術を提供できるセラピストを育成しています。

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