JTTMAコラム

【タイ古式マッサージ×解剖学】ありがとうで終わらせない! お客様の信頼を生む『伝える力』の磨き方


こんにちは、JTTMAの小澤です。

「ありがとうございます」とお客様から感謝の言葉をいただけるのは、セラピストとして嬉しい瞬間ですよね。でも、こんな疑問を感じたことはありませんか?

「自分の施術の何が良かったんだろう?」 「どの部分が効果的だったのかな?」

お客様は満足してくださっているようだけれど、自分の施術を言葉で説明できない。そんな悩みを抱えているセラピストの方は、実はとても多いのです。

今日は、施術の効果を「言葉で伝える力」を磨くことで、お客様の信頼を深め、自分自身の理解も深める方法についてお話しします。

 

こちらの動画を参考にしてください。

なぜ「伝える力」が重要なのか

施術中にお客様の身体の状態を言葉で説明することには、2つの大きな意味があります。

一つ目は、お客様が自分の身体の状態を理解できること。「なぜここが凝っているのか」「どうしてこの施術が必要なのか」を理解していただくことで、お客様の納得感と信頼が深まります。

二つ目は、セラピスト自身の学びになること。自分が勉強した解剖学の知識を言葉にすることで、知識が定着し、施術の意図を明確にすることができます。

施術場面での具体的な伝え方:巻き肩へのアプローチを例に

それでは、具体的にどのように説明していくのか、猫背や巻き肩のお客様への施術を例に見ていきましょう。

多くのセラピストは、肩周りへの施術を行います。しかし、肩だけを施術しても、巻き肩が改善しないケースもありますよね。

そんなとき、こんな風に説明してみましょう。

「○○さん、今、胸の筋肉がとても硬くなっていますね。これからしっかりとリリースしていきますね」

そして、施術をしながらお客様に質問を投げかけます。

「○○さん、普段、胸の筋肉をグッと内側に丸める癖はありませんか?」

このように、施術している部位と日常生活の動作を結びつけて説明することで、お客様は「なるほど、だからここが凝っているんだ」と納得することができます。

前腕の硬さから読み解く身体の状態

さらに、腕への施術を進めていくと、前腕の筋肉に硬さを発見することがあります。

手を外に回してみたときに、前腕の筋肉が全然動かない。そんなときは、こう説明します。

「○○さん、前腕の筋肉が硬くなっていて、それが内巻きに引っ張られている可能性もありますよ」

ここでポイントなのは、筋肉の名前だけを伝えるのではなく、「内巻きに引っ張る」という動作を使って説明すること。そうすることで、お客様にとって分かりやすい説明になります。

そして、さらに踏み込んでお客様の日常を聞いていきます。

「○○さん、この前腕には、指を丸める筋肉がたくさん付いているんです。この部分がすごく硬いんですが、普段、指をよく使うお仕事をされていますか?」

すると、「私、デスクワークなんです」といったお答えをいただけることが多いのです。

このように、施術している部位と日常生活の動作を結びつけることで、お客様は自分の身体の状態を深く理解できるようになります。

骨盤の後傾から考える巻き肩の原因

巻き肩の原因は、胸の筋肉だけとは限りません。骨盤が後傾することで、上半身全体が丸まっているケースもあります。

お尻を触らせていただいたときに、筋肉がパンパンに張っていたら、こう質問してみましょう。

「○○さん、お尻の筋肉もパンパンですね。普段、お尻にギュッと力を入れる習慣はありませんか?たとえば、ヨガなどで『お尻を締めて』と言われて、ずっとやっていたりしませんか?」

このように質問しながら、お尻の筋肉を使いすぎていないか確認していきます。そして、実際にそういう習慣があれば、こう伝えます。

「だから、ここが張っているんですね!この習慣も少しずつ見直していく必要がありそうです」

アウトプットが生み出す好循環

このように、お客様の身体の状態を説明しながら施術を進めていくと、お客様からこんな言葉をいただけるようになります。

「理屈で説明してくれるから、とても分かりやすいです」

そして、お客様自身が「自分でもストレッチをやってみよう」「日常生活で気をつけてみよう」と思ってくださるようになります。

これは、お客様にとってもセラピストにとっても、とても良い循環です。

セラピスト側としても、自分が勉強した解剖学の知識を言葉にすることで、知識が定着し、理解が深まります。お客様の身体を通してアウトプットすることが、最高の学びになるのです。

「伝える力」を磨くための3つのポイント

施術中にお客様へ説明するときのポイントをまとめます。

1.筋肉の名前だけでなく、動作で説明する
「○○筋が硬いです」だけでなく、「内巻きに引っ張る筋肉」「指を丸める筋肉」というように、動作を使って説明しましょう。

2.日常生活の動作と結びつける
「デスクワークで指をよく使いますか?」「お尻を締める習慣はありませんか?」など、お客様の生活習慣を聞き出し、身体の状態と結びつけます。

3.なぜその部位にアプローチするのか理由を伝える
「胸をアプローチする理由」「前腕をアプローチする理由」「肩甲骨の側面にアプローチする理由」を、お客様に分かりやすく説明しましょう。

まとめ

「ありがとうございます」という感謝の言葉をいただけることは素晴らしいことです。でも、それだけで終わらせるのはもったいない。

施術の内容を言葉で説明することで、お客様の信頼はさらに深まります。そして、セラピスト自身の理解も深まり、自信を持って施術できるようになります。

お客様の身体の状態を説明し、日常生活と結びつけながら施術を組み立てていく。この伝える力」を磨くことで、あなたの施術はさらに価値あるものになるはずです。

ぜひ、明日からの施術で実践してみてください。

 


JTTMAでは、このような解剖学的根拠に基づいた効果的な施術方法を体系的にお伝えしています。

タイ古式マッサージの伝統的な技術に現代の解剖学的知識を組み合わせることで、より確実で効果的な施術を提供できるセラピストを育成しています。

🎁 公式LINE限定特典のご案内

JTTMAの公式LINEにお友達追加していただくと、以下の限定特典を受け取ることができます:

特典1: 教材の一部をプレゼント
特典2: 希望者には個別相談を実施
特典3: 無料動画2本を視聴可能
特典4: 無料セミナーの参加資格をプレゼント

公式LINEにお友達登録をしていただき、目の前のお客様のお悩みをより効果的に解決できるセラピストを目指して、一緒に成長していきましょう。

公式LINE登録は[こちら]から。

それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!

認定講座
セミナー
無料説明会