【手首が痛くなる原因はこれ】壊さない圧の入れ方
こんにちは!JTTMAの小澤です。
今日は、手首を守る施術のやり方と、そのときの圧の入れ方についてお話ししていきたいと思います。
手のひらで圧をかけるときに、手の甲の奥のほうが詰まったように痛くなる。そんな悩みを持つセラピストの方が、実は少なくありません。
こうした方には、関節が柔らかいという共通点がある印象です。今日は特にそういった方に向けて、どのように身体を使うと手首を痛めずに圧をかけられるのかをお伝えします。
こちらの動画を参考にしてください。
「肘をまっすぐ伸ばす」のイメージが強すぎていませんか?
たとえば、クライアントの背中に手のひらで圧をかける場面を考えてみましょう。
施術を習い始めたとき、多くの方が「肘をまっすぐしっかり伸ばして、後ろから前へ体重を移動させるように圧をかけましょう」と教わったのではないでしょうか。
そのため、「肘をピンと伸ばす」というイメージが強く残っている方がとても多いと感じています。
関節が柔らかい方ほど手首を痛めやすい理由
肘をピンと伸ばそうとしたとき、問題になりやすいのが次のような腕の特徴を持つ方です。
- 過伸展(反張肘):肘が伸びすぎて、前腕が下がってしまう方
- 猿手:肘が内側に入り、上腕骨に対して手首が外側へ斜めについているような方
こうした方が肘を伸ばすことだけを意識して圧をかけていくと、身体全体の連動がまったくない状態で圧をかけることになってしまいます。
その結果、肘の動きが手首に悪い影響を与え、手首を痛めてしまうことにつながっていくのです。
修正ポイントは「上腕骨からコントロールする」こと
ここで意識を変えていただきたいのが、「肘を頑張って伸ばす」という考え方です。
もちろん、肘を伸ばしておくことは基本技術として、とても大事です。ただ、肘をガッと伸ばして固めるのではなく、上腕骨そのものを、手首とちょうど良い位置関係になるように持っていくことを意識してみてください。
肘でコントロールして伸ばすのではなく、上腕骨の位置を整えながら、自分の手のポジションを変えていく。
イメージとしては「肘をガンと伸ばす」のではなく、上腕骨の方からしっかりとコントロールしながら圧を入れるということです。
こうすることで、圧をかけるときの手首の位置がまず安定します。
受け手の感覚で違いを確かめてみましょう
ぜひ実際に、受けている方に感覚を聞いてみてください。
- 肘をガーンと伸ばしたときの圧の伝わり方
- 上腕骨からしっかりコントロールして、肘を良いポジションに持ってきたときの圧の入り方
この2つを比べると、受け手の感じ方はまったく変わります。
まずは、セラピスト自身が自分の身体をしっかりとコントロールすること。肘をまっすぐ伸ばすことはとても大事ですが、どのような過程で肘を伸ばしていくのかが、手首を守りながら良い圧を届けるための大きなポイントになります。
まとめ
手首が痛くなってしまうセラピストの方、特に関節が柔らかい方は、次のポイントを意識してみてください。
- 「肘をピンと伸ばす」意識が強すぎると、身体の連動がなくなり手首に負担がかかる
- 過伸展(反張肘)や猿手の方は、肘の動きが手首に悪影響を与えやすい
- 肘を固めるのではなく、上腕骨から位置をコントロールして手首とのバランスを整える
- 上腕骨から整えることで手首が安定し、クライアントへの圧の伝わり方も変わる
文章だけでは伝わりにくい部分もありますが、今日の内容を読んで試せる方は、ぜひチャレンジしてみてください。
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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!
