【JTTMA】「肩がつらい」のに触ると柔らかい理由|本当の原因を解説
こんにちは!JTTMAの小澤です。
「肩が凝っている」とお客様はおっしゃるのに、実際に触れてみると肩まわりが全然硬くない。
そんな経験はありませんか?
今回は、実際に私のお客様にあった事例をもとに、その理由と、セラピストとしてどうアプローチするといいのかをお伝えします。
こちらの動画を参考にしてください。
座っていると硬いのに、うつ伏せでは柔らかかった事例
先日来られたお客様は、「肩から腰にかけてしんどい」とおっしゃっていました。
座った状態で触れさせていただくと、確かに硬さがあります。硬いというよりも、力んでいる感じでした。
ところが、いざ施術に入ろうとうつ伏せになっていただくと、背中まわりにも肩まわりにも、ほとんど硬さがなかったのです。
一方で、脚はパンパンに張っていました。
こうしたお客様は意外と多いのではないでしょうか。肩こり、首こり、背中の張りを訴えているのに、触れてみると実は脚のほうがパンパンだった、ということは現場でよくあると思います。
座っているときと寝ているときの違いは「重力のかかり方」
座っているときと寝ているときで何が違うのかというと、身体への重力のかかり方です。
人は猫背にならないように、背中の筋肉を使って背筋を伸ばしています。椅子に座っているときは、頑張って背中の筋肉に力を入れて姿勢を保っている可能性があるのです。
これは結構疲れますよね。それが原因で凝りを感じている方もいらっしゃいます。
ただ、今回のお客様はうつ伏せになると背中が柔らかくなりました。ということは、背中そのものはそこまで張っていないと考えられます。
本当に肩こりがひどい方は、寝ていても硬いものです。今回はそうではありませんでした。
本当の原因は「骨盤が立てにくいこと」
では、なぜ座ると背中が力んでしまうのか。
ポイントは腿の裏側です。腿の裏が張っていると骨盤が丸まった状態になり、座ったときにその骨盤を立たせようとして、背中が緊張してしまうのです。
つまり、骨盤を立てやすくしてあげれば、背中まわりの緊張がゆるむ可能性があると考えられます。
セラピストとしてのアプローチ
この場合は、次のようなアプローチが有効です。
- 腿の裏側にしっかりアプローチする
- 脚を少し外側に開いて、お尻の筋肉にアプローチする
こうして骨盤を立てやすい環境をセラピストが整えてあげることで、座ったときにお客様の脊柱起立筋や腰まわり、背中まわり、肩まわりの筋肉が頑張らなくても済むようになってきます。
実際に私のお客様でも、腿の裏だけにアプローチしてからもう一度チェックしてみたところ、「すごく楽です」とおっしゃった方がいました。
まとめ
- 「肩がつらい」と言われても、原因が肩や背中にあるとは限らない
- 座っているときと寝ているときでは、身体への重力のかかり方が違う
- 腿の裏が張って骨盤が丸まると、座ったときに背中が頑張りすぎてしまう
- 腿の裏やお尻にアプローチして、骨盤を立てやすい環境を整えることが大切
肩こりだから肩、背中が張っているから背中、と決めつけず、お客様の状況に合わせてアプローチを変えていけるといいですね。
解剖学をもとに身体の環境を整えてあげると、思いもよらないお客様の変化が出てくるかもしれません。
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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!
