【JTTMA】首の施術が劇的にラクになる方法
こんにちは!JTTMAの小澤です。
仰向けのお客様に首の施術をするとき、「やりにくいな」と感じたことはありませんか?
先日ショート動画で首まわりの施術をご紹介したところ、やり方についてご質問をいただきました。それほど大変な施術ではないのですが、実際に試してくださった方から「腕がしんどいです」という声を多くいただいたんです。今日は、その施術をラクに行うためのコツを詳しく解説していきます。
こちらの動画を参考にしてください。
まずは最終ポジションを確認しましょう
最初に、完成形のポジションを確認しておきます。
仰向けになっているお客様の身体を少し持ち上げ、セラピストの脚を肩甲骨の間に入れて、お客様の頭を支えるポジションになります。脚がお客様の背中の下に入り、その上でお客様の頭を両手で包み込んでいる形をイメージしてください。
この形をどうやって作っていくのか、順番に説明していきます。
前腕を枕にして頭を乗せる
まず、お客様の頭を自分の前腕に乗せます。
ただし、前腕に乗せようとしても、手が背中に入っていないと乗せることができません。そこで、肩甲骨の下あたりに自分の手を滑り込ませてあげます。
片側の前腕の準備ができたら、反対側も同じように手を入れて、自分の前腕にお客様の頭を枕のように乗せてあげてください。
腕の力ではなく「テコ」で持ち上げる
ここで「よいしょ」と腕の力だけで持ち上げようとすると、うまくいきません。これが「腕がしんどい」と感じる一番の原因です。
では、どうするか。自分の内ももで肘を挟みます。
肘を挟んだ状態で、テコを使って持ち上げてあげるのがポイントです。肘の曲げ伸ばしだけで持ち上げようとしてもできません。身体全体を使って、沈んでいるところから上に上がっていくような感覚で持ち上げていきます。
そして、持ち上がったところで脚をすっと滑り込ませます。このとき、脚が入るスペースさえあれば十分なので、持ち上げすぎる必要はありません。最低限の高さで大丈夫です。
頭の支え方と手の位置
脚が入ったら、お客様の頭を持ち直します。
- 親指はお客様のこめかみに
- 人差し指・中指・薬指で、耳の後ろから後頭部にかけて挟むように
このとき、自分の肘は自分のももに当てておきます。これで完成のポジションです。
さらに、中指と薬指を頚椎(首の骨)の斜めになっている部分に置いておきます。こうすることで、自分が前に体重をかけると、自然とお客様の顎が上に上がるような形になってきます。
首のモビライゼーションへ
この流れのまま、お客様の頭を「頭部前突」という、亀が首を前に出したような状態に持っていきます。そして今度は、自分が後ろに倒れていきます。
前に行く、後ろに引く。この流れを繰り返すことで、首のモビライゼーションを行うことができます。
前に出るときに、胸椎も一緒に伸展するよう、自分の脚を持ち上げてあげてください。そうすると、肩甲骨まわりの動きも出てきて、首の動きもより引き出すことができます。
応用:僧帽筋・板状筋への圧
この施術を応用すると、僧帽筋や板状筋といった筋肉があるところに手を置いておき、そこにお客様の頭を乗せていくことで圧をかけることもできます。
頭まわりが浮遊感をもってリラックスした状態で施術を受けられるので、「気持ちいい」と言っていただける施術になります。
施術の終わり方
終わるときは、自分の脚の膝を立ててあげます。すると脚の甲が背中のほうに向く形になるので、そのまま滑り台をするように、ずりずりっとお客様を下ろしてあげることができます。
最後にゆっくりと頭を下ろして、この施術は終わりです。
まとめ
仰向けでの首の施術は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、セラピストの身体がかなりラクになります。ポイントは、腕の力で持ち上げようとせず、内ももで肘を挟んでテコを使い、身体全体で持ち上げること。そして脚を入れるスペースの分だけ、最低限持ち上げれば十分だということです。
この施術は、僧帽筋や胸鎖乳突筋といった首まわりの筋肉が緩みやすいので、肩こりや首こりでお悩みのお客様にぜひ試してみてください。
セラピスト自身がラクに施術できると、手の力みもなくなっていきます。そうすると、お客様にもリラクゼーションをより感じていただきやすくなりますよ。全然頑張る施術ではありませんので、今日の内容を参考に、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!
