【施術の幅・スキルアップ】 圧の強さは呼吸で変えられる
こんにちは、JTTMAの小澤です。
「クライアントと呼吸を合わせながら施術しましょう」――こんな言葉を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。でも実際のところ、クライアントの呼吸が浅かったり、リズムが掴みにくかったりすることってありますよね。「合わせようとしてもよくわからない」と感じたことがある方もいるかもしれません。
実は、クライアントの呼吸を読み取ることが難しいときでも、セラピスト自身の呼吸を意識的に使うことで、圧の入れ具合を調整することができます。
今日は、その仕組みと実践のポイントをお伝えします。
こちらの動画を参考にしてください。
「体重を乗せる・抜く」だけが圧の調整方法ではない
施術中に圧を変化させる方法として、多くの方が意識されているのは体重移動ではないでしょうか。腰部に圧をかけたいときに、体幹ごと前に重心を乗せて圧を入れ、後ろに引いて圧を抜く。これは非常にオーソドックスで効果的なアプローチです。
ただ、実は体重の移動や手の力加減だけが圧の調整手段ではありません。呼吸そのものが、身体の重心ベクトルを変化させる力を持っています。
呼吸と肋骨の動きが、圧のベクトルをつくる
ここで少し解剖学的な視点からお話しします。
息を吐いたとき、肋骨はゆっくりと閉まる方向へ動きます。施術中、セラピストの身体はクライアントさんに向かって傾いていますね。この状態で息を吐くと、肋骨の閉まる動きが施術面に向かうベクトルを生み出します。つまり、吐くことで自然と圧が入りやすい方向へ身体が向かっていくのです。
逆に息を吸ったとき、肋骨は広がる方向へ動きます。この動きは身体を上方向へ引き上げるベクトルになるため、吸うだけで自然と圧が抜ける方向へ身体が向かいます。
大げさに深呼吸する必要はありません。普段の呼吸の中で「吐きながら入れる、吸いながら抜く」という意識を持つだけで、圧の増減を細かくコントロールできるようになります。
クライアントの呼吸に合わせてみる
セラピスト自身の呼吸をコントロールできるようになったら、次のステップとしてクライアントの呼吸に合わせる練習をしてみましょう。
クライアントが吸っているときは自分も吸い、クライアントが吐いているときにふっと圧を入れていく。 これが「呼吸を合わせた施術」の基本的な形です。
腰周りは特に呼吸の影響が身体に現れやすい部位なので、合わせやすいエリアから練習するのもひとつのアイデアです。また、クライアントの身体の状態を感じ取るためには、親指やてのひらから伝わってくる情報を丁寧に収集する感覚も大切になってきます。こうした感度は、繰り返しの施術の中で少しずつ磨かれていくものです。
まとめ
今日のポイントを整理しておきましょう。
- セラピストが息を吐くことで、肋骨が閉まり施術面へのベクトルが生まれ、圧が入りやすくなる
- セラピストが息を吸うことで、肋骨が広がり身体が引き上げられる方向へ動き、圧が自然と抜ける
- この呼吸の仕組みを応用して、クライアントの呼吸に合わせた施術へと発展させることができる
体重移動や手の力だけに頼らず、自分の呼吸を意識することで、施術の繊細さと幅が大きく広がります。解剖学の知識がひとつひとつ積み重なっていくと、目の前のクライアントへの施術がより豊かなものになっていきます。ぜひ日々の施術の中で試してみてください。
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それでは、また次回お会いしましょう。ありがとうございました!
